タバコ買う時に…

 

 

 

 

コンビニでタバコやお酒を購入する際に今では当たり前になっているレジ画面の確認ボタン

 

未成年飲酒喫煙防止法によってコンビニでは画面での確認ボタンをタップするのが義務化されました。

 

しかし今でも未成年がタバコやお酒を買いに来ることもしばしば…

 

 

コンビニで夜勤勤務をしているとそれは良く感じます

 

では何で判断しているのか…

 

 

 

見た目だけです

 

 

他に確認のしようが無いですからねw

 

 

ただ近年は男性は大人っぽい服装、女性は化粧する人が増えてきて判断するのが困難になってきています。

 

 

少し前に朝方2人組の若者が入店してきました。

2人共トイレに入ったので車のナンバーを確認したところ県外ナンバーのレンタカーだと判断

 

1人がトイレから出てきてレジにて「金マル」と言われて頭が?になった自分が居ました。

 

確かに通常のマルボロは赤マルと略す事が多いですがマルボロゴールドを金マルと略す人は初めてでした。

 

身なりに関しては金髪でしたがニキビが少しあって成人してるかなぁ〜ぐらいの顔立ちでしたがレンタカー、タバコの変な略し方を判断して年齢確認証の提示を求めたところ1週間前に20歳になったばかりの方でした

 

勿論20歳以上なので販売しましたが今は身なりより車のナンバーや略し方など判断基準が変わりつつあります…

 

 

因みにもし未成年者にタバコやお酒を販売した場合どうなるか

 

 

販売者及び店舗経営者が50万円以下の罰金となります。

また恐らく酒類販売免許も剥奪され免許再取得出来るかどうかさえ危うくなります

 

では未成年はどうか

 

少年法によって守られますし恐らく保護者への厳重注意だけで終わりだと思います

 

 

明らかに販売者側へのリスクとペナルティが高いのが分かります

 

 

販売者側は20歳以上の見た目と判断して販売

購入者はお咎めなし

 

 

実はこの内容は実際過去に裁判沙汰になりました。

 

裁判結果としては1審では罰金10万円の判決になりましたが2審での高等裁判ではカメラの映像や店内に入ってからの時間を考慮した上で「販売者が購入者を未成年と判断する時間が無い」として逆転無罪となり終結しました。

 

それでも購入者は少年法に守られ現在ものうのうと生活してると思います

 

 

もし判断を間違えて販売した場合裁判となると費用は勿論時間もかかります

 

 

未成年がタバコを吸うのは勝手だけども親に買って貰うなりして貰わないと販売者へのリスクが高すぎるのが今の日本の法律です

 

まぁ今の情勢からいくとそれどころでは無いでしょうしこれからも法律改正はされないでしょうけど…